採灯護摩供

採灯護摩供

伊勢修験道教会の方、8人により行われる祈祷会です。

私が小学生だった頃、大宮田町(すぐ近くの村)に加藤さんという行者さんがいらっしゃいました。

その方が、境内で護摩供を修法したいと申し出られて始まった行事です。ですから、50年以上つづいていることになります。参詣された方々の身体健全・家内安全・交通安全等を願うと共に、護摩木に書かれた願い事が成就するように祈願する祈祷会です。

採灯護摩~火渡り

採灯護摩~火渡り

火渡り

     護摩供が修法された後、 燃える火の上に、薪(まき)を並べ、その上をはだしで歩くのです。「火渡り」といわれる行事で、無病息災・身体健全が守護されると言われます。

毎年来られる方もあって、火を渡る人たちの行列ができる人気の行事です。こわごわ、行者さんに手を引かれてわたる人、駆け足で急いで渡る人、東京からやって来た私の孫は、10回渡ったそうで、足の裏は炭で真っ黒。知り合いの女性は履物を替えられたらしく、家内の履物を履いて帰られました。

ちなみに、私は火傷しそうで、未だに渡ったことはありません。