松阪朝田寺～動物のお墓物語②

フー太の次に朝田寺の動物墓地にやってきたのがゴンちゃんです。ゴンちゃんは、大きな体の牧童犬です。御主人夫妻にはお子様がなく、ゴンちゃんを心から可愛がっていらっしゃいました。病気になったゴンちゃんは、その痛みからウーンウーンとうなり声をあげました。鳴き声で近所な方々のご迷惑をかけてはいけないと、深夜、中部台公園に連れて行って、さすってあげたこともしばしばあったと聞きました。そんな日が続いて、ご主人夫妻は安楽死を選択されました。平成19年10月21日、お墓が建った日から今日まで、お墓にはいつもお花が供えられています。

リーちゃんが朝田寺の動物のお墓にやってきたのは、平成20年5月11日でした。３匹飼っていらっしゃるうちの１匹だそうです。飼い主のＳさんは、1年間毎日、ほとんどお参りを欠かしませんでした。

平成24年1月19日、ター君が14才で他界し、追葬されました。今度は、Ｓさんは１カ月お参りを続けました。