朝田寺https://chodenji.jp三重県松阪市の道明け供養と曽我蕭白と花のお寺Wed, 12 Feb 2025 11:49:13 +0000jahourly1https://chodenji.jp/wp-content/uploads/2024/10/cropped-jimon-01-scaled-1-32x32.jpg朝田寺https://chodenji.jp3232 ちょっとうれしい時⑤https://chodenji.jp/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%86%e3%82%8c%e3%81%97%e3%81%84%e6%99%82%e2%91%a4/Wed, 12 Feb 2025 11:45:57 +0000https://chodenji.jp/?p=2905私の家には18年目を迎える老犬がいます。時々ワン子の餌を買いにホームセンターに出かけます。

ホームセンターが開くのが9時。ちょっと早く着いた私は、車でテレビを見ていました。ふと外を見ると従業員の男の方と女の方がお二人で塵取りとゴミを入れる袋とほうきを持って、広い駐車場のお掃除をしていらっしゃいました。

このホームセンターだけでなく、お店の前をお掃除してみえる店員さんをよく見かけます。そんなお姿を見ると、心の中でご苦労様と言います。もちろんそばを通りかかった時には声をおかけします。そんなお姿を見るだけで、私の心も掃除していただいた気持ちになるのです。

近年タバコを吸われる方が少なくなり、ポイ捨ての吸い殻を見ることも少なくなりました。掃除の方の姿を見たら、ゴミを捨てる人も少なくなるでしょうね。そう思って足元を見たら、タバコの吸い殻が一本目にはいりました。ちょっと寂しい気持ちになりました。

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大般若会、のぞいてみませんか 2月23日10時30分始経https://chodenji.jp/%e5%a4%a7%e8%88%ac%e8%8b%a5%e4%bc%9a%e3%80%81%e3%81%ae%e3%81%9e%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%be%e3%81%9b%e3%82%93%e3%81%8b%e3%80%802%e6%9c%8823%e6%97%a510%e6%99%8230%e5%88%86%e5%a7%8b%e7%b5%8c/Wed, 05 Feb 2025 02:17:26 +0000https://chodenji.jp/?p=2899

 般若心経というと、ほとんどの方が耳にしたこたがあるお経です。写経会にもよく登場します。

 その大元のお経が大般若経です。大般若経は600巻からなるお経で、そこから266文字を取ってきたのが、皆さんよくご存知の「般若心経」です。

 この600巻のお経を読むのが大般若会(だいはんにゃえ)です。6人のお坊さんが100巻ずつ読むのですが、一文字・一文字読んでいたら、一巻1時間とすると100時間。すごく速い人が20分で読んでも1日で読めません。

 そこで、写真のようにお経の本パラパラと落としながら大声で「大般若経第2巻、唐の三蔵法嗣玄奘奉上訳 降伏一切大魔最勝成就」と唱え、最後に経本で箱に積み上げた経本をポンとたたく、転読という読み方で読んでいきます。その時に起こる風で災いを吹き飛ばす奈良時代から行われている祈祷会、これが大般若会です。

 災いを吹き飛ばすには、大きな声と経本を上から下へアコーディオンの蛇腹のように落とす大きな動作、実に豪快な法要です。一度のぞいてみませんか

 2月23日(日・祭日)、10時より祈願を受付、10時30分より法要を始めます。1時間ほどで終わります。どなたでもお参りいただけます。経本の風を浴びて、幸せな一年を

 一願1,000円よりお志をお願いします。お印として御祈祷札を用意しています。

 家内安全・無病息災・身体健全・厄難消除(厄年の方)・学業成就・高校合格・大学合格・・・・・等

 

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節分と立春https://chodenji.jp/%e7%af%80%e5%88%86%e3%81%a8%e7%ab%8b%e6%98%a5/Mon, 03 Feb 2025 11:15:52 +0000https://chodenji.jp/?p=2897 今日は、立春です。暦では今日から春です。とはいえ、例年寒さが一段と厳しくなる時期でもあります。

 因みに、きのうは節分でした。節分とは、〝季節を分ける〟という意味です。ですから、古くは、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日が、節分だったそうです。しかし今は、春の節分(2月3日前後)のみを指します。一説には、この日が、歳の区切りであるとの事。

 その為か、〝豆まき〟をするほか、天台宗などの寺院では、属星供(星祭り)や日数心経(般若心経を、その年の日数分唱える。)のお勤めをして、一年間の災いを払い、幸福を願う法要を行います。

 余談ですが、去年、夜一人本堂で、日数心経を行いましたら、6時間位掛りました。大抵のお寺では、参加される方々の人数で、頭割りしますので、こんなには時間は掛かりません。でも、なかなか出来ない事なので、いい経験でした。今年は、別のお勤めを行いましたが、来年は・・・

 

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ちょっとうれしい時④https://chodenji.jp/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%86%e3%82%8c%e3%81%97%e3%81%84%e6%99%82%e2%91%a3/Sat, 01 Feb 2025 11:02:41 +0000https://chodenji.jp/?p=2887自分の足で階段の上り下りができるのは嬉しいこと

8年間悩まされてきた右膝の変形関節症、9月3日に思い切って人工関節にする手術をしました。

2年前からプールで歩いて筋力を鍛え、手術後もリハビリにと、プールで1km歩いています。

1月30日、長野県飯田市で、中津川広済院の建設についての委員会があり、電車と高速バスを乗り継いで出かけました。

   『広済院(こうさいいん)は、伝教大師最澄が、中山道の神坂峠を通る旅人のために、中津川に建てた布施屋で、

   現在は顕彰碑がたっています(写真)。ちなみに長野側あるのが広拯院(こうじょういん)で、こちらは立派な堂宇が

   建てられています。』

近鉄松阪駅の階段、名鉄バスセンターの階段、ちょっと人より遅く違和感があるけ、8年ぶりに上り下りができました。

手術を担当いただいた松阪済生会病院の友田先生、有難う

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ちょっとうれしい時③ きみゑおばあちゃんhttps://chodenji.jp/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%86%e3%82%8c%e3%81%97%e3%81%84%e6%99%82%e2%91%a2%e3%80%80%e3%81%8d%e3%81%bf%e3%82%91%e3%81%8a%e3%81%b0%e3%81%82%e3%81%a1%e3%82%83%e3%82%93/Sat, 01 Feb 2025 10:24:47 +0000https://chodenji.jp/?p=2885 

永代供養墓の右側に句碑が建っています。

『生涯を 託す古刹や 甘茶の日     きみゑ』

永代供養墓を造るきっかけとなったきみゑさんの句で、ご健在の時に建てていかれました。。

「おしょうさん 私の最後見てな」

強引に言われて、お葬式の費用までお預かり、お墓も造りました。

句碑を見ると、きみゑさんの元気な声が思い出され、ホッコリした気持ちになります。。

平成21年9月10日に亡くなったきみゑさんは、私の心の中で今も生きているのです。

お子さんの無いきみゑさんですが、昨年の8月のお盆の法要には、姪っ子のお子さんがいらっしゃいました。お亡くなりになって15年、子どもはいなくても、忘れないでお参りする方がいらっしゃる。

人は2度死ぬと言います。一度目はお亡くなりになった時。二度目は社会から忘れさられた時。

きみゑさんは、まだ生きていられるんですよね。

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ちょっとうれしい時②https://chodenji.jp/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%81%86%e3%82%8c%e3%81%97%e3%81%84%e6%99%82%e2%91%a1/Mon, 27 Jan 2025 13:23:54 +0000https://chodenji.jp/?p=2880

  平成13年 ご主人と一週間ほどしか居られなかった戦争未亡人のおばあちゃんから

  「おっさん、私の面倒をみてくれんか」と言われたのが、永代供養墓を造るきっかけでした。

  石材店にあったミニ墓石を見て、これにしようと店の主人に相談したところ

  「どうせ造るなら、これから必要とする方もあるかもしれないから、いくつか造ったらどうか」

  と言われ、24区画のミニ墓石の永代供養墓ができました。

  永代供養墓というと、お寺にお任せのイメージが強いのですが、結構、いろんな方がお参りされます。

  甥っ子であったり、姪っ子であったり、生前お付き合いのあった方であったり、・・・・・・・

  お花を一本持ってお参りする息子さんもいらっしゃいます。

  なかには、お花が上がっていないお墓に、そっとお花を供えてくださる方もいらっしゃいます。

  そんな皆さんの様子にふれるとき、私の心はホッコリ暖かくなるのです。

  

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ちょっと うれしい時 ①メルカリ・クロネコデビューhttps://chodenji.jp/%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%a3%e3%81%a8%e3%80%80%e3%81%86%e3%82%8c%e3%81%97%e3%81%84%e6%99%82%e3%80%80%e2%91%a0%e3%83%a1%e3%83%ab%e3%82%ab%e3%83%aa%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%8d%e3%82%b3%e3%83%87/Tue, 14 Jan 2025 05:42:18 +0000https://chodenji.jp/?p=2726あなたは嬉しいと感じた時がありませんか?

そんな時、きっと幸せホルモンのオキシトシンが出ています。

ちょっと嬉しいと感じた時、ちょっと幸せと感じた時を大切にしていくと

あなたの幸せホルモンは、どんどん増えて、心も豊かになるのです。

 昨日(1月13日)私のメルカリに出している楽譜「水のいのち」が売れて

発送するため クロネコに行きました。

 これまではコンビニだったのでクロネコは初めてです。顔見知りのお姉さんに

送る方法をたずねたら、「メルカリデビュー」ですかと。

(私)「いままでコンビニばかりだってので、クロネコは今日が初めて。」

(お姉さん)「そうですか、榎本さん、なんでもされるんですね。」

76才になっても、褒められるのは嬉しいものですね。

 

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白蛇と弁財天https://chodenji.jp/%e7%99%bd%e8%9b%87%e3%81%a8%e5%bc%81%e8%b2%a1%e5%a4%a9/Sun, 12 Jan 2025 12:00:49 +0000https://chodenji.jp/?p=2714

 朝田寺の山門をくぐると右側に椎(しい)の木の古木があり、東側に碑が建っています。

 その碑には「大僧正義遍御代白蛇出現跡」と刻まれています。

 義遍和尚は寛保二年(1742)~宝暦五年(1755)にかけての朝田寺第六世住職です。

 その頃、白蛇が出て、その場所に建てられたのが写真の碑です。

 蛇(へび)は、脱皮を繰り返し成長していくことから、不老不死・子孫繁栄・病気平癒など、いろいろな言い伝えがありま  

 す。また、白蛇は芸能と財福の仏である弁財天の化身であり、弁財天のお使いとされます。よって蛇が住み着いた家は、財

 福に恵まれるともいわれています。

 今年は蛇年、白蛇出現跡のお参りした後、弁天池のお社に手を合わせて、今年の幸運をお願いしては如何ですか。

 

 

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年頭にあたりhttps://chodenji.jp/%e5%b9%b4%e9%a0%ad%e3%81%ab%e3%81%82%e3%81%9f%e3%82%8a/Fri, 03 Jan 2025 06:33:54 +0000https://chodenji.jp/?p=2706画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image.png

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

ここ松阪は、穏やかな年越しで、三ヶ日は、天気も良く、暖かな日が続きます。

昨年は、相次いで天災に見舞われ、たくさんの方々が被害に合われました。

今年は、このお天気の様に、穏やかな年でありますように。又、被災されている方々のご多幸と、被災地の復興。

更には、世界の平和をご祈念申し上げます。

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明けましておめでとうございますhttps://chodenji.jp/%e6%98%8e%e3%81%91%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8a%e3%82%81%e3%81%a7%e3%81%a8%e3%81%86%e3%81%94%e3%81%96%e3%81%84%e3%81%be%e3%81%99/Fri, 03 Jan 2025 01:52:41 +0000https://chodenji.jp/?p=2692 今年は十二支の6番目の蛇年です。蛇のご利益、蛇とかかわりある弁財天についてお話します。

 もともと日本には、縄文時代の地層から「蛇を頭に巻き付けた女性」を象った土偶が発見されているように、蛇に対する信仰は古くからありました。水田稲作を中心とする日本の農耕においては、農耕神は水神ととても密接な関係にあります。蛇は、湿地を好んで生息する習性にもとづき、水神の使い、もしくは水神そのものと考えられるようになりました。

 一方、弁財天の起源は、古代インドのヒンドゥー教に由来します。ヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーが仏教に取り込まれることで弁才天となり、さらに日本では神仏習合の中で神道と融合することで、ある意味で特殊な進化を遂げました。元来、サラスヴァティーとはサンスクリット語で「川」の意味を、女神サラスヴァティーは川の神だったのです。そこから解釈が拡張され、川のように流れゆく「言葉」や「音楽」の女神となり、やがて学問や芸能の神、つまり「才」の神となりました。

 蛇神と弁財天、共通するのは共に水。農耕民族にあって、水は収穫に関わり、財や福徳をもたらす源です。蛇を頭に頂く弁財天があるように、奈良時代になると、仏教の守護神である弁才天の信仰と混じり合い、さらに中世以後は、穀物や福徳をもたらす蛇神の宇賀神(うがじん)と同一視され、財宝神としての信仰を集めるようになりました。

 

 また、蛇の脱皮をして大きくなっていく様が復活と再生を連想させるため、不老長寿や強い生命力の願いを持つ人は、縁起物として蛇を大切にしてきました。さらに、蛇は執念深いと言われますが、それは自分が受けた恩に関しても発揮されます。そのため、受けた恩は絶対に忘れない、義理堅い性質であると言い換えることもできます。

 『蛇の足より人の足見よ(へびのあしより ひとのあしみよ)』

蛇に足があるかどうかを論じるのは無益で、自分の足元のこと(身近なこと)を考えたほうがよいということ

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