4月中旬から下旬にかけて、2,000㎡の庭園は、500株の牡丹と新緑で彩られます。松坂市を中心とするこの地域には、『道明け供養』といって、葬儀の後、故人の極楽浄土を願い、当寺のお地蔵様にお参りする信仰があります。今はお茶とお菓子に変わってしまいましたが、昔は、法要が済んだ後、この庭園の中にある書院で酒をのみ精進落としをしたものです。当寺の庭は、そんな方々に少しでも安らかなお気持ちになっていただこうと整備されたものなのです。
今年(平成28年)からは、参道入り口が広くなり、大型バスも入るようになりました。