朝田寺 山門
切妻造・本瓦葺・一間一戸四脚門、S54.3.23県指定
四脚門としては、丁寧な造りである。例えば、本柱通りの冠木中央部の構造を見ると、まず冠木上に大斗を置き、木鼻つき平三斗をのせ、その上に左右へ連三斗を重ね、さらに実肘木をのせて桁を受ける。桁上に蟇股を置き、さらにその上に木鼻付実肘木を置いて化粧垂木を支えるといった手の込んだ手法を施す。
山門をくぐると、壮大華麗な妻入りの本堂が広がる。
山門組み物
地蔵菩薩の梵字
蟇股彫物~龍
蟇股彫物~麒麟
蟇股彫物~牡丹