永代供養墓の右側に句碑が建っています。
『生涯を 託す古刹や 甘茶の日 きみゑ』
永代供養墓を造るきっかけとなったきみゑさんの句で、ご健在の時に建てていかれました。。
「おしょうさん 私の最後見てな」
強引に言われて、お葬式の費用までお預かり、お墓も造りました。
句碑を見ると、きみゑさんの元気な声が思い出され、ホッコリした気持ちになります。。
平成21年9月10日に亡くなったきみゑさんは、私の心の中で今も生きているのです。
お子さんの無いきみゑさんですが、昨年の8月のお盆の法要には、姪っ子のお子さんがいらっしゃいました。お亡くなりになって15年、子どもはいなくても、忘れないでお参りする方がいらっしゃる。
人は2度死ぬと言います。一度目はお亡くなりになった時。二度目は社会から忘れさられた時。
きみゑさんは、まだ生きていられるんですよね。