毎年1月26日は消防署と合同の防火訓練
1月26日は、法隆寺金堂の壁画が火災で焼失した日。
朝田寺では、毎年この日に『防火訓練』を行っています。今年も、松阪広域消防署員8名、朝見地区消防団8名、檀家18名の参加のもと、訓練を行いました。
朝田寺には
国指定:地蔵菩薩立像
曽我蕭白筆 獅子図2幅、獏図、鳳凰図
県指定;本堂、山門、甘露帖、僧形坐像
他、多くの市指定文化財
があります。また、指定されてはいませんが、平安前期の観世音菩薩、平安後期の大日如来他多くの菩薩像が残されています。
毎年同じことの積み重ねですが、檀家の方々が個々に声を掛け合って、この防火訓練に参加下さいます。私は、この訓練を通して、檀家の方々が”おらが寺の文化財”との意識を持っていて下さることを、いつも嬉しく感じます。
地区の消防団の方が、来年は近隣の地区の消防団にも声をかけてみますとおっしゃいました。
地域の文化財をみんなで守っていく意識が広がっていくのは嬉しいことです。
皆さま、ご苦労さまでした。