朝田寺

能登の除夜の鐘

~翠雲寺檀信徒と住職の思い~

 能登半島『翠雲寺』

檀家さんに「今年は鐘楼の全壊で除夜の鐘が撞けないなぁ」

とつぶやいたところ、檀家の一人が「本当に寂しい。今年の災いを吹き飛ばし、

来年は良い年になるように、除夜の鐘を撞けるようにしよう」との意見から、

檀家で相談し檀家の中には鉄工所自営、重機免許所持者などおり段取りをして、

12月28日13:00よりH鋼を組んで重機で吊り下げる作業が始まり、

 重機に吊り下げられたままの形ですが、ちゃんと撞ける仮設鐘撞き堂が完成した。

住職の岩尾師は、「ポロリとこぼした気持ちが皆同じだったようで、本当に実行する

とは思ってもみなかったが、こうやって実現できて、感謝しかない。」と語った。

寺檀あげて大晦日を楽しみにしているとのことでした。

  被災し崩壊した鐘楼

仮設鐘撞き堂

翠雲寺仮説鐘撞き堂

復興への想いを込めて撞く除夜の鐘、松阪からも

応援の除夜の鐘を届けたいと思います。。