朝田寺の山門をくぐると右側に椎(しい)の木の古木があり、東側に碑が建っています。
その碑には「大僧正義遍御代白蛇出現跡」と刻まれています。
義遍和尚は寛保二年(1742)~宝暦五年(1755)にかけての朝田寺第六世住職です。
その頃、白蛇が出て、その場所に建てられたのが写真の碑です。
蛇(へび)は、脱皮を繰り返し成長していくことから、不老不死・子孫繁栄・病気平癒など、いろいろな言い伝えがありま
す。また、白蛇は芸能と財福の仏である弁財天の化身であり、弁財天のお使いとされます。よって蛇が住み着いた家は、財
福に恵まれるともいわれています。
今年は蛇年、白蛇出現跡のお参りした後、弁天池のお社に手を合わせて、今年の幸運をお願いしては如何ですか。